Facilities

館内のご案内

様々な様式で彩られた館内は、華やかな美の競演

大阪の中心、御堂筋と堺筋の間を南北に通る三休橋筋。
近代建築が立ち並び、ガス灯が設置されたレトロな通りの一角に綿業会館は佇んでいます。

入口をはいるとすぐに大きなシャンデリアがゲストをお迎えします。さらに奥へ進むと1階ロビーは吹き抜けが広がり、施設の豪華さを感じていただけます。1階ロビー横には華美な装飾が印象的なレストランがあり、豪華なレストラン会場の隣には繊細な装飾が扉に施されたエレベーターで3階へ。エレベータを降りると近代建築の醍醐味を味わえる談話室、貴賓室があり新郎新婦のフォトスポットとして映画のワンシーンのような記念写真が残せます。同フロアには親族の控室もあり、挙式までの時間をゆったりと過ごしていただけます。最上階の7階には2つのバンケットがあり、それぞれを挙式会場、披露宴会場として使うことで1フロアを贅沢に独占する結婚式を執り行うことができます。

それぞれ趣の違う空間の中で挙式、披露宴から二次会まで一日トータルにおもてなしができる上質なウェディングが叶う施設、それが綿業会館です。

LOUNGE(談話室)

LOUNGE(談話室)

激動の昭和史を生きたこの建物。
開館早々には、リットン卿らの率いる英・米・仏などからなる国際連盟満州事変調査団の来館やヘレンケラー、犬飼毅、吉田茂など歴史に名を刻んだ著名人が利用していた場所です。
ジャコビアンスタイルの談話室は、豪華で歴史深い部屋。吹き抜けの天井、室内階段など、すべてが趣き深く、特に目を引くのは談話室の奥にそびえる「タイルタペストリー」です。壁一面に施されたタイルは、京都泉涌寺近郊で製陶されており、模様はわずか5種類しかありません。
にもかかわらず壁面が大変複雑に見えるのは、タイルの配列とそこに施された釉薬(ゆうやく)の微妙な変化によるもので、その豊富な色合いに圧倒されます。

ご親族集合写真の撮影や新郎新婦様おふたりの結婚写真スポットとしてご利用いただけます。

VIP ROOM(貴賓室)

VIP ROOM(貴賓室)

数々の歴史の舞台となり、海外からの賓客をもてなした部屋は、贅を尽くした造りとなっています。
直線的な窓や壁と、曲線的な天井や家具が調和したクイーン・アン・スタイル。
18世紀前期のアン女王の時代にイギリスで生まれた様式を起源とするこの様式は、比較的地味で伝統的な様式に忠実なデザインでしたが、アメリカではイギリス様式を踏襲しながらも、華麗なデザインや装飾を誇大に強調することによって、伝統様式が分かりやすく表現され、多くの人に受け入れられるようになりました。

新郎新婦様のお色直し衣裳で写真撮影ができるスポットとしてご利用いただける人気の部屋です。

RESTAURANT(レストラン)

RESTAURANT(レストラン)

ミューラル・デコレーションの装飾天井や透かし彫りのガラス窓、独特なデザインのシャンデリアなどが豪華な表情を見せるレストラン。フロアは入口から数段低く、高低差のある立体的な空間になっています。ウェディングドレスも映える赤い絨毯が高級感を感じさせる会場に仕上げています。
当時の技術の粋を集めた上質な空間で祝宴を催してはいかがでしょうか。

35名様までの披露宴・パーティ会場としてご利用いただけます。

HALL(大会場)(本館7階)

HALL(大会場)(本館7階)

光がそそぐ、最上階にある挙式会場。アダム・スタイルと呼ばれる軽快かつ、優雅な古典様式で柱型を並べた壁のデザインが特徴です。
明るい式場のやさしい雰囲気に包まれて永遠への誓いを。
挙式会場としてだけではなく、披露宴会場としてご利用頂く事も可能です。

HALL(大会場)(新館7階)

HALL(大会場)(新館7階)

モダンな造りが印象的なホールは、大勢のゲストとのパーティ会場に。
やわらかな光が届く、和やかなひとときを、ゲストとともにお過ごしいただける披露宴会場としてお使いいただけます。また、スタイリッシュな挙式空間としてご利用頂く事も可能です。

FACEDE(外観)

FACEDE(外観)

駅から徒歩5分圏内の綿業会館。街路樹を見ながら散歩すると存在感のある外観が現れます。
正面玄関は三休橋筋に面しており、大阪中央公会堂まではガス燈が並び今でも使われています。
1階は石張りで、2階から上は薄茶色のタイル張りの壁が重厚な雰囲気を漂わせる綿業会館。入口扉のガラスに施されたアートが訪れる人に「特別な場所」を感じさせるルネッサンス調のエントランスホールになっています。

SMALL、MEDIUM ROOM(中会場)

SMALL、MEDIUM ROOM(中会場)

2部屋が続き間になっている会場。セレモニーまでの控室としてご両家でご一緒にお使い頂く事ができます。またご家族様だけのお食事会「家族婚」の会場としてお使い頂く事も可能です。

綿業会館とは

綿業会館とは

昭和6年(1931年)、日本綿業倶楽部の建物として開館。
「日本近代建築の傑作」といわれ、国の重要文化財に指定されています。
各部屋のスタイルを変えたのは、世界各国の来賓や会員の好みに応じ、
好きな部屋を選んでもらいたいという設計者の思いによるもの。
その美しさ、格式の高さは華やかな歴史の舞台として、国際的にも脚光を浴びています。

» 綿業会館のウエディングスタイル